表情差分の作り方

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キッカケはふとしたご依頼から

2017年に、ご依頼いただいた方より相談があった時のことです。
キャラクター数人の立ち絵とともに、表情の変化をつけたいため差分を作成して欲しいとの注文がありました。
初めての差分作成ご依頼でしたが何とか納品。新年を迎えた後で20人程をキャラクター描かせていただいた時も同様に差分付きで依頼をいただいたので、自分なりの差分作成と管理について記事を描かせていただきます。

基本はレイヤー

デジタルソフトでイラスト描かれてる方はレイヤーについてご存知かと思います。 しかし初めて描かれてる方もいるかと思われますので、下地となるレイヤーについて解説をさせていただきます(*´∀`) セイヤー

レイヤーは、アニメに使われているセル画に近いニュアンスだとイメージが湧き易いと思います。 なぜこれが必要かというと一枚のレイヤーに線、色、効果、をゴチャ混ぜにするとデータは軽いですが、修正する際に修正箇所以外にも影響が出てしまいます。
例えばはみ出した線を消すだけでも色も消してしまったりして、折角描いた絵を描き直しに…なんて気苦労が絶えなくなります。ですので、可能であれば分かりやすい名前をつけてレイヤーは小分けしましょう。

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真上から透明フィルムを見るイメージ

フォルダ分け、表情差分ごとにさらに分ける

レイヤーを小分けにした後、レイヤーだらけとなった状態では何処に何を描いたかが分かりにくいですよね。 デジタルペイントソフトは当たり前なのかも知れませんが、こういう時にはレイヤーをフォルダ分けし格納すると レイヤー数の表示を減らせます。
必要なフォルダに作成するパーツを描き込んだあとは、お目当ての表情差分です(パーツの描き方については省略)

①身体各部のフォルダの、その上に差分フォルダを作成 。

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②顔(基本表情)フォルダに目・口・眉・シワなどのレイヤーを作成
③基本表情フォルダ内をコピー(Ctrl+C)
④差分名のフォルダへ、コピーしたレイヤーを貼り付け(Ctrl+V)
⑤基本表情フォルダを非表示にします(差分と被ってしまうため)

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⑥基本をベースとして、差分フォルダに表情を描き込む
⑦出来上がった差分フォルダを非表示にして、③~⑥を繰り返し

仕上げの解像度を合わせて完成

表情差分のポイントは同じサイズでの解像度で、画像を切り替えても全体にズレがなく表情のみに変化が出るという点です。 差分保存の際は、フォルダ分けした差分フォルダの表示・非表示を変更して調整してください(´・ω・`)オンオフ
補足ですが差分表情で、簡単に変化が付く場所は目と口です。 怒り・笑顔・驚きもこれらだけで作成できますが、物足りない時も出てきます。 そんな場合は眉毛・顔面のシワにも注目すると深みが何となくですが出たりします。

では今回はこの辺でおいとまします。でわでわ~。

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