【クリスタ】4コママンガにおける、9つの初歩的解説

クリスタEXでなくても描ける4コママンガ

現在7話ほど描いている4コママンガですが記事作成しなれてきた感があり、ようやく形になって来ました。今回は初歩的設定・使い方、イラスト制作との相違点について、記事にしたいと思います。
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①PRO版は1P形式のマンガしか作成できない

マンガというとページを次々めくるイメージがあるかと思います。しかし残念なことにクリスタEX・PROには性能の違いがあり、ブログ管理人の購入しているクリスタPRO版では1Pずつしかマンガ作成ができません。管理のし易さを考えるとストーリーマンガを本格的に作る方にはEX版購入が必要となりますが、5P位の4コママンガを作る分にはPRO版による管理でも十分ですのでご安心ください。

 

②コマ割りはテンプレートからのドロップで作成

ここではクリスタのマンガ制作について初めての方を前提に手順を記します。まずは新規マンガ用データを作成しましょう。

メニュー→「ファイル」→「新規」→「コミック」

新規コミック

白紙

 新規マンガデータファイルを作りました。マンガというとコマ割り枠を自分で引くのかと思っていましたが、新規作成した原稿用紙上にドロップするだけでできます。手順としては、コマ割りテンプレートを表示してからのドロップのみです。

 

メニュー→「ウィンドウ」→「素材」→「素材[コマ割りテンプレート]」

素材コマ割りテンプレート

 上記を選択し、表示されたテンプレート一覧からお好みのコマ割りを原稿用紙へドロップしましょう。

 

テンプレートをドロップ

 今回はタイトル枠付きの4コマ2列をドロップします。

 

ドロップ後

選択したテンプレートが表示されました。

 

③コマの諸設定:ガイドとマスク

コマ割りができたところで、レイヤーに初めて見るマスク・ガイドの表示があることに気づかれたかと思います。両機能について詳しい訳でなくあくまで補足ですが、マスクをかけている状態だと下画像のように原稿用紙上で色分けされ選択しているコマのみに描き込める状態となります。ガイドについては線を引く際の自動補正という認識です。

マスク色分け


ブログ管理人はこれら補正がむしろ邪魔に感じるため、この記事でもオフにしていきます。新規データでは、ガイドは既に赤いが付き解除済となっているので、マスクをオフにする手順を紹介します。まずは対象となるコマ割りレイヤー(タイトル枠1)を選択します。

マスク解除_対象コマ選択

 

 レイヤーにある黒いマスクの上で右クリックし、表示された
「マスクを有効化」「マスク範囲を表示」のチェックを外すとオフになります。

マスク無効

 

④文字をフチ取る

マンガを描く上で、絵だけで見せるマンガ以外は文字が必ず入ると思います。しかし絵と文字が重なる部分があると読めなくなりますので、簡単に文字へフチを付けてみます。 文字入力についてはイラストと同じですので、

ツールバー→「テキストツール」

テキストツール

 

上記ツールを選択してお好みの文字を入力ください。作成したテキストレイヤーを選択したままで、

メニュー→「ウィンドウ」→「レイヤープロパティ」

レイヤープロパティ_ウィンドウ

 

レイヤープロパティを表示後、その中の効果より「境界効果」ボタンを選択。

 

フチが反映されました。

白フチ反映

境界効果真下の「フチの太さ」ゲージを上げていくと、入力した文字にフチが付きますので見やすい太さにしてみましょう(フチの太さ:20位を推奨)。マンガであれば白フチが普通だと思いますが「フチの色」という項目もあるので色変更もお好みにできるみたいです。

 

⑤フキダシとしっぽ

ブログ管理人は4コママンガを描く際にフキダシを多用しないのですが、わざわざ手書きで描かなくてもツールバーに標準機能としてあるようですのでご紹介します。

ツールバー→「フキダシ」

ツールフキダシ

 

フキダシを選択後、項目として「楕円フキダシ・曲線フキダシ」等ありますがこちらは使用してすぐフキダシが作れますので使い方は割愛します。面白いと思ったのは吹き出しに付くしっぽも項目としてあり、「フキダシしっぽ・丸しっぽ」で「話している・思っている」セリフに用途分けできるようです。

フキダシ項目

 

⑥数字の縦表記

セリフ入力時に意外と多用するのが、数字の表記です。例として「100円」を入力すると、向きが下記のようにおかしくなり歯がゆい思いをします。

100円横向き

 

このような桁を示す数字は漢数字に置き換えてもいいのですが、漢字ばかりの並びではセリフが読みにくくもなるので向きを縦に変更してみましょう。先程の例文を使い、入力した「100」だけを選択し、

100円選択

 

ツールバー→「テキスト」→「サブツール」項目
へ進み、

横中横にチェック

「自動縦中横:なし」、「縦中横:チェック」とします。
(サブツールにない場合は、サブツール設定より項目追加ください)

 

100円横向き

画像のように数字を縦向きに変更できました。
ちなみに英語を縦にする場合も調べましたが、クリスタ公式情報では数字のように複数文字の向きを一括変更できず、英字1字ずつしか変更できないようです。 


⑦写真のトーン化

マンガを描く上で、描く手間を省く手段として写真の使用があります。自分で撮った写真であれば使用するのは問題がないので加工してみましょう(個人情報等は隠す必要があります) こちらは写真をそのままマンガデータに貼り付けした物です。

写真カラー

 

当然ながらカラーデータのため、マンガで使用するには加工が必要です。手順ですが、まず貼り付けした写真レイヤーを選択し、次にレイヤープロパティを開きます。

メニュー→「ウィンドウ」→「レイヤープロパティ」
その中の効果より「トーン」ボタンをクリック。

トーン

 

すると簡単にトーン化しカラー→モノクロへ変更できます。

トーン_キレイ

トーン色味が濃いと感じる際は、レイヤープロパティ内の「トーン線数」値の変更により濃淡変更ができるので調整もいいかと。

トーン_粗い

 

⑧グラデーション

マンガ効果の一つとして薄い色から濃い色へのグラデーションでの色つけがあります。夜などの表現で単色で物足りなさを感じる時に使えるのでこちらも知っておくと便利です。ここでは右列の2段目を選択してグラデーションを入れてみます。 対象となるコマのレイヤーを選択。

右列2コマ目

 

コマが選択が出来たら
ツールバー→「グラデーションツール」

グラデーションツール

 

 コマの上で1本線を引くようにペンをドラッグします。

グラデーション_線引き

 

すると線を引いた方向へのグラデーション効果がつきます。

グラデーション済み

グラデーションの方向が気に入らない場合は操作をやり直し、濃淡の向きを合わせるだけですね。

 

⑨ルビ

マンガの漢字セリフにおいて、本来の読みとは異なる読み方をさせたい時も出てくると思います。頻繁に使用しないかも知れませんが、読み方が難解な漢字に対してのサポートとしても使えますので手順をご案内します。 対象となる文字レイヤーの文字を選択し、

本気_レイヤー

 

ツールバー→「テキストツール」→「ルビ設定」

ルビ設定

 

「ルビ設定」をクリックすると更に設定画面が出てきますので、振りたいルビを入力してエンター。

ルビ設定内部

 

マジ

テキストにルビが振られたのを確認して完了です。

 

終わりに

クリスタにおける初歩的マンガ解説を行いましたがいかがでしょうか。ネットにある情報で既に知っている方も多いかも知れませんが、マンガ機能を使わない方だとイラストと違い苦労する面が多々あるのでご紹介をさせていただきました。
手順記事は種類多めのご紹介はできませんが、気のつくことがありましたら記事にしてみたいと思います。でわでわー。

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